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ピエリ守山の現在は?「明るい廃墟」からの脱却に成功している?

滋賀県の観光スポットといえば、比叡山延暦寺や彦根城が有名ですが、一時有名になった場所があります。

それは、ピエリ守山です。

リーマンショック後、運営会社が破綻

出店していた店舗数が200店舗から一時は4店舗までに激減

エスカレーターや照明は稼動していたため

「明るい廃墟」「生ける廃墟」と呼ばれたピエリ守山

運営会社が変わり、リニューアルして2年、現在のピエリ守山はどうなってるんでしょう。

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ピエリ守山が明るい廃墟になった経緯

2008年9月 ピエリ守山は琵琶湖に近く「豊かな自然にかこまれて1日をクルージング」をコンセプトに開業

スーパー、スポーツ用品店、靴店など、約200の専門店が出店

滋賀県内初の大型ショッピングモールという事もあって、一時は人気スポットになる

年間900万人、売り上げ180億円を見込んでいた
しかし、開店直後の2008年9月、リーマン・ショックが発生。

同時に、開業後数ヶ月で、イオンモール草津やフォレオ大津一里山など、周辺にライバル店が出店したことなどで客足が大幅に減少。

2010年10月の大和システム破綻

周辺のライバル店の影響、景気の悪化もあり、出店店舗数は、2009年9月の開店時の約200の店舗から

2012年3月 約70店舗

2013年2月 約60店舗

2013年9月 8店舗

2013年11月 4店舗

にまで激減

店舗数の大幅減少により、施設内がガラガラになり、買い物客はほとんど無く閑散とする

そこまでの状況になりながら、施設は照明を暗くすること無く、明るく点灯しエスカレーターなどの設備が稼動して営業を続けていたため、ネット等で話題となり、「明るい廃墟」「生ける廃墟」などと呼ばれるようになった。

ピエリ守山 リニューアルの経緯

2012年1月 大和システムは三重県の企業であるkodo.ccにピエリ守山を売却

2013年9月 マイルストーンターンアラウンドマネジメントが、ピエリ運営会社のピエリパートナーズ株式を取得したことを発表

同社はピエリ守山を「魅力的な商業施設として再生する」と発表

2014年2月末、全店が閉店
リニューアル工事を開始

2014年12月17日にリニューアルオープン

レイアウトも大幅に変更し、周辺のライバル店には出店していないファストファッション店のH&MやZARAなどの誘致し他店との差別化に成功

広大な敷地を利用しバーベキュー場、アスレチック、館内には動物園を開業

オープン初日は2000人が並び、当日の来店客数は43000人を超えるなど、リニューアルは成功する。

2015年9月 免税カウンター設置
外国人旅行者、琵琶湖の遊覧船ツアーからの集客などを見込む

その後も中古車販売店を誘致するなど店舗数を増やす

ピエリ守山の現在は?

現在のピエリ守山はリニューアルオープン直後の勢いではないものの、2017年2月にはニトリが出店するなど、とりあえず「明るい廃墟」ではないようです。

テナント数も最初のオープン時の200店舗とはいかないまでも145店舗(2107年3月現在)が入っています

人は普通にいます

ピエリ守山には世界で2番めにおいしい焼きたてメロンパンアイスもあります

ライブもいろいろ行っています。

ピエリ守山の動物達も元気なようです

動物園もいろいろ盛り上ってるているようです。

ピエリ守山のイメージキャラクターのアユちゃんも頑張ってます。その辺にいるかもしれません

わざわざ遠くからピエリ守山まで会いにくる人もいるようです。

ピエリ守山 まとめ

ピエリ守山は復活してある程度の来店数は確保しているようですね。

モール規模が大きいので、もっと客足ほしいところのようですが。

テレビで動物園が取り上げられるなど、話題性もあるようです。

地元の人の中には、イオンなどより地元のショッピングモールとして愛着がある人も多いようです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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